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zoom RSS 観音様との結縁

<<   作成日時 : 2008/12/25 19:57   >>

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長谷寺の冬牡丹がそろそろ見ごろかと、しぐれ模様の中を出かけてきました。画像
年の瀬に雨模様の平日とあって、お参りする人はほとんどなく、境内はひっそりと静まっていました。
ちょうど本尊の十一面観音様の特別拝観がゆっくりできるいい機会と、仏様との結縁を結んで来ました。

仏様の五つの智慧を表す五色線と呼ばれる糸をより合わせた腕輪を左手にかけてもらい、観音様のすぐ足もとに正座すると、10メートルを超えるその大観音様の迫力に圧倒されました。
奈良時代に開眼以来、落雷などで何度も焼け、現在の観音様は8代目になるそうです。
ここの観音様は左手の水瓶に加え、右手に錫杖を持っています。お坊様の説明によると、観音と地蔵の両菩薩の徳を備え、長谷寺式観音としてのお姿を表しているのだということでした。

お坊様の説明の後、観音様のお御足に腕輪をつけた左手を乗せ、そっとなでることで結縁になるようです。1538年に造られて以来、多くの特別拝観者の手に触れられた観音様の御足は、黒光りして艶々としていました。

結縁の後、堂内を回ると、徳川家代々の位牌が安置されていました。位牌の数は確かに15ありましたが、よく見ると、最後の将軍慶喜の位牌だけがありません。不思議に思ってお坊様に尋ねると、明治の廃仏毀釈の流れの中で慶喜の葬儀は仏式ではなく神式で執り行われたため、15代徳川将軍のみが位牌がないということでした。15体の一つは10代将軍家治の急死を受けて11代将軍となるはずだった世嗣家基の位牌だそうです。老中田沼意意に批判的だったことから毒殺されたとのうわさがある人物です。

即位はしなかった皇子に天皇号がつけられて葬られている御陵を思い出した徳川家位牌宮殿でした。

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