キトラ古墳の朱雀

キトラ古墳の朱雀が剥ぎ取りに成功したそうで、高松塚のように石室解体という悲惨な結果に至らず、幸いでありました。画像

今回の剥ぎ取りの成功は、壁画劣化の状況や保存作業の情報が公開され、広く注視されることになったことも、大きく寄与していると思われます。これまでの経験や技術では克服できない課題が新たな手段の開発につながり、ダイヤモンドワイヤー・ソーによる朱雀の一体剥ぎ取りという成果をもたらしたともいえます。
まだ、天井の天文図が残されているものの、今回の文化庁の真剣な取り組みが、新たな解決策に希望を与えてくれたように思われます。

一部専門家の文化財保存の閉ざされた世界では克服できない課題も、広く情報が公開されることで、専門外の叡智も寄せられ、新たな展開に繋がる可能性があります。
飛鳥にまだ眠っているかもしれない壁画古墳の可能性を考えると、何より古墳解体(墓潰し)という事態だけは、避けてほしいものです。

あの飛翔しようとする飛鳥の火の鳥・朱雀の実物が、古墳が存在する地元において、広く一般に公開されることが待たれます。

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この記事へのコメント

RoaniaPax
2012年05月04日 00:27
Today is ethical ill, isn't it?